[ はじめてのおつかい。]

 

土方 「あ゛ー疲れたー。あっちぃんだよ京都はよ〜(怒)」 ←公用帰り
原田 「トシちゃんおっかえりなさ〜いv遅かったわネv先にお風呂にする?それともワ・タ・ゴフゥ!!
土方 「オネェ言葉使ってんじゃねぇよ暑苦しい……」  ←なんか突っ込むところが違う
沖田 「ですよねー、歳さんは戴くよりは戴かれる方が好みですもんねぇ」
土方 「…………」
斎藤 「アンタ、そうだったのか。気付かなくてすまなかった」
土方 「信じるなよ。つーか何で謝るんだ
沖田 「それはいいとして土方さん、ビッグニュースがあったりするんですが☆」
土方 「へぇ、何だ」
沖田 「某会津公が新撰組で一日局長体験をしたいって言ってるんです」
土方 「ふぅん、一日局長体験か……なるほど、まぁそういう交流が市民との……え?何だと?
原田 「だから我らが容保さんが遊びに来るんだってv」
藤堂 「マジで!部屋掃除しとかなきゃ!」
永倉 「洗濯物しまっとかなきゃ!!(おろおろ)」
斎藤 「…縦笛…………(おろおろ)」
土方 「はいはいはい落ち着け。落ち着いて話の経緯を聞かせろ特に斎藤。お前大丈夫か?
沖田 「経緯?そりゃ、容保さんが『余も新撰組の屯所に行ってみたいものだ』っていうから。」
土方 「なッ…そんだけ?それでてめぇら了解しちまったのか?」
全員 「「(コクリ)」」
土方 「(キレる)なんでそんな大事なことを勝手に決めて来るんだ!俺や局長の了解なしに!」
沖田 「え〜〜?そりゃあやっぱりぃ、容保様のおねだりには逆らえないってゆーかー?」
土方 「喋り方がムカつく、あとオネダリじゃねぇよオネダリじゃ!(首絞)」
沖田 「え〜土方さんってばおっくれてるー!これがナウい喋り方だし〜みたいな?」
土方 「ナウいじゃねーよ今のフレーズ全部駄目じゃねーか!」
近藤 「(登場)いやいやトシ、容保公のあの好奇心に溢れた人徳笑顔を見たら誰も断れないさ」
土方 「(驚)アンタが了解したのかよ!阿呆か!最悪じゃねぇか!
近藤 「なんでさトシ!容保公は我らを親身に思ってくださっているんだぞ!?その愛モンテスキューの如し」
土方 「モンテスキューって何だ。言いたかっただけ!?もう少し考えろよ近藤さん(2重の意味で)!!
    こんな危険な場所に寄越すなんてもっとマズイに決まっているだろう!!」
藤堂 「あーあー、歳さんてば趣がないなぁ」
沖田 「そういう風に無神経なこと言うから上手い句も捻れないんですよ」
永倉 「知識もねぇな。モンテスキューっつったら「法の精神」と「三権分立」だろ。中坊でも知ってるぜ」
土方 「てめぇら…(ぷるぷる)………今晩飯抜きだー!!
全員 「弱!!」
原田 「げっマジで!!?(激しく動揺)」
全員 「弱!!!」
永倉 「コイツから飯を一食でも奪うことは死刑に同じことだからな…(遠い目)」
土方 「…ちくしょうココは阿呆の吹き溜まりだな(※どこかで聞いたセリフ)……会津の人に会ってくる」
永倉 「何しに?」
土方 「勿論容保様を説得してもらいに、だ!容保様はいつこちらに来る予定なんだ!?」
平隊士「あ、鬼副長という名の受け土方さぁん、お客さんが来て待ってますよ〜」
土方 「んだとてめぇ平隊士!切腹だぞコラァ!…………ん?お客さん?」
平隊士「ええ、ほらあそこに(指差す)」
容保 「やぁ土方君vむしろトシv久しぶりだな(会津藩主スマイル)」
土方 「かっかっ容保様―――!?(乞食ファッションの人に驚愕)」
沖田 「すごいですねぇvさっすがかたもりっちv乞食服まで着こなしちゃうなんてさすが藩主ですね〜v」
容保 「そうか?」 ←嬉しそう
近藤 「乞食変装の中にも漂う気品……さすが違うなぁ、なぁトシよ(目を細める)」
土方 「一体どこに感心してるんだよ!つかそんな場合じゃねェだろ……!(青褪める)あああああもう
     お脱ぎください!というかそんな格好でいらしたんですか!というかいつからいらしてたんですか!」
容保 「うむ。先ほどだ。来るなら変装してきた方がいいと聞いてな、服は山崎君という者が協力してくれた」
山崎 「(礼)」
土方 「山崎君…もう少し違う選択肢があっただろうなぜよりによって乞食…(しかも土埃メイク付き)
山崎 「1番似合うと思ったからです(さらり)」
土方 「てめっ会津藩主に何てこと言ってやがる!(首絞める)
山崎 「どうどう、副長落ち着いてください。ほらこれ読んで和んでください(懐から豊玉発句集)」
土方 「(驚)てめぇコレは一体どこで手に入れた!!」
山崎 「敏腕監察山崎の調査っぷりを舐めてはいけません。副長のことなら体中のほくろの数まで知ってます」
土方 「キモ!誰がソコまで調べろと言った!つーかどうやって調べたんだ!?あぁ゛!?
沖田 「いやーホクロですか。そこまで調べれるとは確かにご自分で敏腕と言うだけありますね」
容保 「うむ。土方君は見かけを裏切ってけっこう雄雄しいのだな。そうでないと新撰組は取り仕切れんのだな」
斎藤 「…(首かしげる)おかしいな、なんか突っ込むところが違う気がする……」
土方 「(小声)この人ボンボン育ちだから。少し世間とズレてるから。コイツらと違う意味で
斎藤 「うむ…確かにこいつらが普通なら貴方も冷静冷徹な鬼副長が演じれたはずですね」
土方 「そうか、分かってくれるか斎藤。お前もたまにはまともなんだな」
永倉 「あはは!受けは何やったって受けだよ歳さん!諦めな☆(バチコーン)」
容保 「ああ、土方君はやはり受けか。薄々そうじゃないかと思っておったぞ。」
土方 「(永倉後で殺す!!)ええと、今日はどういったご用件でしょうか?(疲労の滲み出た営業スマイル)」
容保 「うむそうだ。余もあのだんだらとかいう服が着てみたいのだ(扇子ぱたぱた)」
土方 「…………え?それだけ?」
容保 「(ぱぁぁ)もっといいのか!?」
沖田 「もっちろんですよぉカタモリッチvだって私たちマブダチじゃないですか!(親指ビッ!)」
土方 「マブダチ!カタモリッチ!!(驚愕)」
容保 「うむ、いかにもマブダチでカタモリッチだ。トシも呼んでいいのだぞ?君にも許そう。」
土方 「うわーありがたいようなありがたくないような。いやありがたくないです。
沖田 「カタモリッチってあだ名じゃいいにくいんならモリッチってのもあるんですよネーもりっちv」
土方 「ぜひともカタモリッチで行こうカタモリッチで。……つーか、マブダチって一体いつの間に…」
原田 「え?トシさん知らねーの?マブダチっつーのはマブいダチの略だろ!これ知らないと女子高生に
    “やだー土方さんてばおっくれってるー!”って馬鹿にされるぜ!?」
土方 「何嘘言ってんの!?つかマブいとか割と古くないか!?あと“おっくれってるー!”はねーだろ!って
    あああ突っ込むところ多すぎだろーが!(キレる)」
永倉 「はは〜んなるほど、若者言葉を知らないでおいて「やっだ土方さん知らないの?かわいい〜v」とか
    女子高生に思ってもらう…さすが策士、そんな狙いがあったということか」
土方 「………」
藤堂 「ツッコミって大変なんだね、そんなんだから受けなんだよトシさんは」
土方 「そんなんて何だよ!!全部てめーらのせいだよ!じゃなくてお前ら一体いつの間になんで容保様と!」
沖田 「ああ、それは先日幕末オンリーイベントに一緒に行った時に…」
土方 「…は?おんりーいべんと?」
沖田 「そうですよ〜、ほら私って同人野郎じゃないですか」
土方 「そうだったのか
原田 「そうそう。で、みんなでモチベーション高めるために会津に取材旅行に行ったわけよ」
土方 「お前もなのか?なぜだ?なぁなぜなんだ?」
近藤 「前回は多摩だったな」
土方 「アンタも参加してたのかよ。新撰組総オタクかよ、最悪じゃねぇか……」
沖田 「あ、描いてるのは私と+αですから大丈夫ですよ」
土方 「何が大丈夫なんだ?
容保 「うむ(過去を回想中)。そこでバッタリ会って色々と話したわけだよ」
沖田 「ネタが浮かんだんで私ちょうどメモってたんですよねー」
原田 「あん時は盛り上がったよなー!」
容保 「うむ、余は未知との接近遭遇だったぞ(満足げ)」
土方 「だから同人用語を普通に使えてたのか。容保公を蝶よ花よと純粋培養で育てになった会津の人に
    俺は一体どんな顔をすればいいんだ…(罪悪感)」
斎藤 「会津de同人取材か。同行したかったな(待て)。ところで沖田さん、アンタのジャンルは何なんだ?」
土方 「そういう生々しい話題をごく自然に振るな」
沖田 「もっちのろんで新撰組某鬼副長総受けですv今史実じゃメジャーっぽくって〜。大河始まる1年弱
    前からキだしましてねぇ〜」
土方 「……。…………。」
原田 「それにネタは豊富だしな!」
沖田 「伊庭さんも勿論呼びましたよv参考になっちゃったvv次回ゲストしてくんないかなと。伊庭さんなら
     多分漫画だってちょろいと思うんですけどねー。あ、そうそう新刊!モリッチにも差し上げますよ☆
     今回の新撰組某鬼副長総受けは濃いですよ!なんてったってテーマが監禁・鬼畜・強姦のR-20で
     ゲストで山南さんも小説で参加してますから。あ、斎藤さんもどうです?(手渡す)」
土方 「(眩暈&倒れる)」
藤堂 「あー!鬼が倒れたよ!」
永倉 「よっしゃ!まさに鬼のいぬまに洗濯だぜ!さぁ容保ッチ!羽織着て巡察行きましょうぜ!」
沖田 「長人ぽいなら有無を言わずさっくさく斬っちゃってOKですよv何せWe are 新撰組ですから☆」
近藤 「ハッハッハ、こらこらお前たちぃ、あんまりぶっそうなこと言うんじゃないぞぅ☆」
沖田 「あはは冗談ですよ〜vじゃあ一通り斬って満足したら鬼副長受けでネタを練りましょうよv」
容保 「うむ、どちらも楽しそうだ」
沖田 「山南さん呼んだらコアな世界が楽しめそうです。あ、伊東さんも呼ぶといいかも☆伊東さんも
    知識の泉ですからね〜(スキップ)」
原田 「つかあの二人が組んでサークル発足させたら最高じゃね?エロスの泉じゃね?」
藤堂 「土方さんの親友の近藤さんも入れたら完璧だよね☆」


島田 「!!(倒れる土方を発見) ふ、副長!?どうなさったんですか!!」
山崎 「最近お疲れ気味やからな。今から局長と3人で副長を休ませようって所や」
島田 「本当にそうか?お前は関わっていなんだな?」
山崎 「いややわ島田はん、ウチがそないなことすると思うてますの?」
島田 「女口調はやめろ。『そないなこと』って何だ『そないなこと』って。お前『副長の犬』じゃないのか?
    虐めに加わったら駄目じゃん。局長、私もお供させてください。不安です
山崎 「………チッ」
島田 「その舌打ちは何だ?やっぱ何か企んでただろ?

 

 

 

何かよく分からんけど容保のその後の日記↓

 


○月△日 (晴)
うんうん楽しいな新撰組は。やはり来てみて良かった。また見たいな。

 

 

何を?

[完]

 

 

 


ごめんなさい勢いでした。容保さんは少し世間とズレてるといいと思います。
沖田同人野郎設定で、容保さんはそれにはまりかけ。今が1番楽しい時期です(アンタ何言ってるの?)

というか新撰組より長州のが個々のキャラ(というかポジションというか)が
自分の中でしっかりしてきたということに気付いたよ。あれ?おかしいな……



2003/9

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